アフリカのあたたかい心!美しく自然豊かな国 マラウイ共和国

アフリカのあたたかい心!美しく自然豊かな国 マラウイ共和国

今回は駐日マラウイ共和国大使館のバンダ特命全権大使にお話を伺いました。

大使は大学にて林業科学を専攻、大学教授や議員のご経験があり、その合間には農業もなさっていたそうです。

【マラウイ共和国について】


<基本情報>

位置:アフリカ大陸南東部

首都:リロングウェ

面積:11.8万平方キロメートル

人口:1,721万人(2015年)

言語:チェワ語、英語(以上公用語)、各民族語

宗教:人口の約75%がキリスト教、その他イスラム教、伝統宗教など

(外務省HPより引用)



○マラウイ共和国の魅力は…?

 マラウイは美しく自然の豊かな国。アフリカで3番目に大きなマラウイ湖が国土の20%以上を占める一方で、マラウイアンマウンテンなどの山々も連なり、国内の27の地区それぞれで異なる景色が見えることが魅力だそうです。

 また、社会的には、男女比が2:3ということもあり、女性の地位も高いと教えてくださいました。初等教育は義務化され、性別に関係なく全ての子どもが平等な教育が受けられるよう配慮されており、実際に会社のCEOなどの高い役職に就く女性も多いようです。

【駐日大使に就任して】

○来日して最も印象に残っていることは…?

 大使に就任する前にJICAのプログラムで来日した際、東京都内を観光し、皇居を訪れたそうです。「天皇陛下にぜひお会いしたい!私はマラウイから来ました、日本が大好きですとご挨拶がしたい!」とガイドの方に訴えたそうですが、もちろんお目にかかることは叶わず…。しかし、日本では、駐日大使に就任すると、「信任状捧呈式」と呼ばれる、天皇陛下の面前での任命式があります。その折に、念願叶って謁見することができたのが非常に嬉しく感動的だったため、印象に残っているとのことでした。

 大使は敬虔なクリスチャンであり、「あらゆることには可能性があり、それが実現するかはタイミングによる。もし上手くことが運ばずとも、それは時期が遅れてやってくるだけのことだ。神がYesとおっしゃる時がくれば、必ず叶うのだ。」という信念を象徴する出来事だったともおっしゃっていました。

○大使としてのお仕事をするうえで必要なことは…?

・これまで築いてきた二国間の関係を維持し、さらに向上させていくこと

・両国が求めることをよく理解し、調整すること

・相手の話を静かに、かつ注意深く聞くこと

・テレビやラジオ、インターネットなどのメディアや、多くの人の話を通じて、偏りなく最新の情報を集めること

といったことが求められるそうです。

【マラウイ共和国と日本】

○二国間の共通点と相違点は…?

 両国はとても美しく、平和で、非常によく似ていると感じます。どちらも法を遵守し、年配の方を敬うなど心優しい国民性であり、等しく充実した教育を受けた人的資源といった観点からも共通しています、とおっしゃっていました。

 興味深いことに、実は言語の面、特に人名の発音にも同じものがあるそうで、「ハラ」「ムロオカ」など、日本で存在する名字は、マラウイの方の名字でも使われていると紹介してくださいました。(ちなみに、大使のお名前の「バンダ」は現在のマラウイ首相と同じ名字であり、日本で言う「鈴木さん」や「田中さん」と同じくらい多い名字だと教えてくださいました!)

他方で、マラウイも発展しつつあるものの、相違点としては現段階での経済力が挙げられるとのことでした。

◯今後の両国の関係は…?

 1964年から続く日本との関係の中で、問題は一つもなかったと大使はおっしゃいます。アフリカ諸国と日本が手を取り合って開催する、来年のTICADに際して、その絆はより強まっていくと信じていますとのお言葉をいただきました。